九谷焼の食器や湯呑・急須などを販売【九谷焼専門ふみ吉】

プレゼントとしてもご好評頂いております。


ホーム九谷焼のトリビア

マニアではありませんので「うんちく」は語れませんが・・・
九谷焼や陶磁器について、店主が「へ~~」と思ったことをご紹介します(*^_^*)


白いバナナの正体は???
九谷焼 白いバナナ

バナナの皮の傷の付き具合や微妙な凹凸までもがリアルに表されているリアルな白いバナナ…正真正銘九谷焼なのです。

老舗「上出長右衛門窯」の作家上出惠悟さんの作品九谷焼「甘蕉(ばなな)」シリーズの作品です。

「現代美術は、まず表現したいものがあって、そこからメディアとしての素材を選んでいく手法がとられるが、 工芸は素材ありきで強い縛りがある。工芸の立場から、現代美術とは逆の発想で素材から何が表現できるかを考えた」と 東京藝術大学出身で自転車のサドルなどの作品も手がける九谷焼の新境地開いた上出惠悟さん。

バナナ以外にもリンゴもあるとか…一度手にとって見てみたいですね・・・

※金沢新聞の掲載より
百七十年前のハレー彗星発見!

約170年前の1830年頃にハレー彗星が地球に接近したことが記録に残っているのですが…、

なんと…!その当時に作られた九谷焼の絵皿にその接近したハレー彗星が描かれていることが発見されていたのです!(^^)!

当時、ハレー彗星が接近した記録はたくさん残っているそうですが、

絵皿に描かれたものは日本初!だそうです。

明石市立天文科学館の学芸員の方は「天文学と美術の学際的な発見で、意義深い」と語っておられます・・・。

彗星
九谷焼の伊万里焼き~???
大聖寺伊万里

左の写真は伊万里焼?と思いきや・・・九谷焼なのです大聖寺伊万里といいまして、明治時代に精巧な伊万里写しが生産されていたのです。

伊万里の真似・・・といいましても、本歌の伊万里産とは区別できないほどの作品だったそうです。。。中には、伊万里産よりも上手であったとか…

大聖寺伊万里は骨董品として結構人気があるそうです。

※写真は「大聖寺伊万里荒磯文鉢」(個人蔵) 淡交社「九谷」より

汚れも芸術?さすが~古九谷!

写真は、「青手」の有名な作品「青手樹木図平鉢」ですが…

よ~く見ると、緑の絵の具の汚れが松の近くにあるのがわかりますか??

何の違和感もなく、絵皿に溶け込んでいる・・・技術的な完成度が芸術の価値とは限らない・・・と教えてくれる作品です。

素地の悪さや、少々の形のいびつさなど、まったく意に介さない、大胆な色絵が、古九谷の魅力のひとつですね。。。

青手古九谷
エッ?古九谷は九谷焼ではない~
古九谷

左の写真は代表的な古九谷風の絵柄ですが。実は・・・、古九谷という色絵磁器は有田製であるという説が有力となってきているのです。

九谷村では、伝世古九谷の素地と同じ素地が出土しておらず、有田の窯跡から古九谷と図柄の一致する染付や色絵の陶片が出土したためです。

しかし、最近になって、九谷古窯にほど近い九谷の遺跡から、古九谷風の色絵陶片が発掘されたなどなど…まだまだ謎が多い古九谷です…。

エッ?九谷焼のウィスキーがある??

100万円!の九谷焼ウィスキーが発売されていました~。

前回は九谷焼の自転車をご紹介しましたが、九谷焼のウィスキーがあります。毎年サントリーより、 九谷焼のボトルに入った「響21」が発売されています(^^♪

ふみ吉店主の叔父の名匠:「山上義正」は、サントリーの専属作家として作品を作成していますが、今年の目玉は、人間国宝「徳田八十吉」さんの「響35年」の100万円ボトルです(*^_^*)

ウィスキー用のボトルは、鉄粉などが残っているとウィスキーの品質を損なうため、ボトル制作は本当に神経を使う大変な仕事だ・・・と叔父から聞いたことがあります。

100万円は無理でも、ちょっと贅沢に九谷焼のウィスキーを楽しめる商品もありますよ~
100万円ボトルの詳細は、こちら>>>
九谷焼ボトルウィスキーの購入はこちら
徳田八十吉
九谷焼の自転車がある??
九谷焼自転車

九谷焼の自転車・・・あるのです。なんだそれは~と思ったのですが、あるのです。

スポーツウェアメーカーのプーマと九谷焼に作家さんのコラボで発売されたのです!といっても限定6台のみ・・・すでにオークションで完売だそうです(^^♪

で…その実態は???「サドル」と「グリップ」と「フレーム」、さらには「ペダル」にも九谷焼!。。。驚きの逸品です(ーー;)

http://www.puma-kutani.com/products/index.html

能美市が落札して九谷焼博物館に飾ってあるそうですよ~店主としては、”欲しい”とは思いませんが・・・伝統工芸を若い人に伝える、いい手段ですね~